9月24日 企画総務委員会

○委員長(沖山仁) 
 ただいまから、企画総務委員会を開会いたします。
 初めに、各委員及び理事者に申し上げます。
 ここ3日間、三つの委員会が大変長時間にわたっていますので、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発言内容は簡潔明瞭にしていただき、会議時間の短縮に努めていただきますよう、今日は各委員の皆さんにも正副委員長からお願いをいたしましたので、理事者の皆様方もよろしくお願いを申し上げます。
 それでは、議事に入ります。
 付託議案の審査を行います。
 議案第20号 墨田区使用料その他収入金の督促及び滞納処分に関する条例の一部を改正する条例及び議案第22号 墨田区行政財産使用料条例の一部を改正する条例、以上2議案を一括して議題に供します。
 本案について、理事者から説明を聴取いたします。

◎企画経営室長(岸川紀子) 
 ただいま議題に供されました議案第20号 墨田区使用料その他収入金の督促及び滞納処分に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 資料をご覧ください。
 本案は、租税特別措置法の改正に基づき地方税法の一部改正が行われ、地方税の延滞に係る割合の名称が特例基準割合から延滞金特例基準割合に改められることに伴い、所要の規定整備をする必要があるものです。
 租税特別措置法の改正内容は、利子税、延滞税及び還付加算金について規定している積算割合が、市中金利の実情を踏まえて、それらの割合が年7.3%未満の場合に限り、一部の例外を除いて現行よりも実質0.5%の引下げを行うものです。これと併せて引下げを行う積算割合の名称について、改正前は、利子税、延滞税及び還付加算金の三つについての共通の割合として特例基準割合と規定されていましたが、これを利子税特例基準割合、延滞税特例基準割合及び還付加算金特例基準割合に、それぞれ分割して名称を規定する改正が行われるものです。
 この租税特別措置法の改正により、地方税法の付則に規定している延滞金に係る割合の名称が、特例基準割合から延滞金特例基準割合に改められる改正がなされることとなり、本区の条例においても同様の規定整備を行うため、その改正を提案するものです。
 したがいまして、お手元の新旧対照表は、改正内容のほとんどが特例基準割合を延滞金特例基準割合に改めるものとなっています。
 なお、右側の現行の欄の8行目にある告示された割合という文言について、改正案では平均貸付割合に改めていますが、これは、租税特別措置法の改正の中で納税者の予見可能性を確保する観点から、平均割合を算定するための期間を改正前よりも1か月前にずらすとともに、その割合を平均貸付割合と定義することによる規定整備です。
 本議案については、今回の改正によって何らかの具体的な影響が生じることはありません。
 本改正条例の施行日は令和3年1月1日とし、同日以降の期間に対する延滞金について適用することとしております。
 説明は以上です。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

◎総務部長(岩佐一郎) 
 続きまして、議案第22号 墨田区行政財産使用料条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 本案は、先ほど説明のありました議案第20号と同様に、租税特別措置法及び地方税法の改正により規定整備をするものでございます。
 したがいまして、規定整備の内容もほとんど同じでございまして、お手元の新旧対照表では、改正内容のほとんどが、特例基準割合という文言を延滞金特例基準割合という文言に改めるものとなっておりますほか、右側の現行の欄の8行目にございます告示された割合という文言についても、先ほどの議案と同様に平均貸付割合という形で改めてございます。
 本議案につきましても、今回の改正によって具体的な影響が生じることはほぼございません。
 本改正条例の施行日は令和3年1月1日とし、同日以降の期間に対応する延滞金について適用することとしております。
 説明は以上です。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

○委員長(沖山仁) 
 ただいまの説明について、何か、ご質疑、ご意見はありませんか。

◆委員(井上ノエミ) 
 私は、人権尊重のまちづくり条例を制定する考えに基本的に賛成です。人権を尊重し、差別のない社会をつくることは大変重要です。特に、条例をつくることにより、区民が人権について考えるような機会になると思います。特に、子どもたちに人権の大切さや差別について学んでもらいたいと思います。そうすれば学校でのいじめもなくなると思います。ヘイトスピーチについては、差別的な言動ですから条例の中にも入れるといいと思います。
 ただ、陳情者が期待している、公園などの区の施設で禁止するなどの実効性のある対策や罰則ができるかどうかは、大変難しい問題だと思います。これから十分検討する必要があると思います。

○委員長(沖山仁) 
 ただいまの報告については、報告された順に1件ずつご質疑、ご意見を承ります。
 初めに、大学誘致の進捗状況等について、何か、ご質疑、ご意見はありませんか。

◆委員(井上ノエミ) 
 すみだメディアラボについてお伺いします。
 先日の一般質問で、山本区長に情報経営イノベーション専門職大学との連携について伺いました。山本区長から、プログラミング教育でまず連携していくとの答弁でした。すみだメディアラボが墨田区の学校と連携していくと思います。メディアラボの開設は令和4年度以降ですが、プログラミング教育での支援を受けるのはメディアラボ開設後になりますか、お伺いします。

◎企画経営室参事(郡司剛英) 
 プログラミング教育につきましては、メディアラボの開設時期にかかわらず進めることとしています。教育委員会では、まずは学校教員向けのプログラミング講習から始めていく予定ということです。現在はコロナ禍で、大学自体がオンライン授業中心となっていることから、大学側の体制が整っていないこともあり、難しいところもありますが、具体的な協議は粛々と進めていくという形で考えているところです。

◆委員(井上ノエミ) 
 来年度から中学校でのプログラミング教育は全面実施になりますので、是非よろしくお願いします。
 次に、すみだメディアラボの事業展開について伺います。
 教育機能としてICT教育、コンテンツの開発と配信があります。これは墨田区の学校がこれから最も必要な分野です。教育コンテンツの開発は小・中学校を対象としたものでしょうか、お伺いします。

◎企画経営室参事(郡司剛英) 
 教育コンテンツは、基本的には大学の教育カリキュラムの研究開発、そして企業との連携による共同開発等が中心となると、大学からは聞いています。
 大学の教育・研究によって開発されたコンテンツを区内小・中学校にどういった形で還元できるかという部分は、そういったものも含めて、様々な連携可能性を協議していくという形の中で考えているところです。

◆委員(井上ノエミ) 
 これはとても大事な分野ですので、是非よろしくお願いいたします。
 次に、UDCすみだについてお伺いします。
 UDCは、アーバンデザインセンターですが、今、日本各地に設立されています。墨田区にできれば、すみだのまちづくりに大変役立つ組織だと思います。特に、墨田区は国際観光都市を目指していますので、景観やデザインが大事だと思います。6月の定例議会では、隅田公園についてもっと景観とデザインを重視するべきだったと指摘しました。その意味でも、このUDCができれば、よりよいすみだのまちができると思います。
 そこでお伺いしますが、各地で設立されているUDCは、一般社団法人やNPO又は任意団体もあります。現在、墨田区ではどのような組織を考えているのかお伺いします。また、拠点はどこに置く考えなのか伺います。また、大学との連携は重要ですが、千葉大学とだけ考えているのか、東京芸術大学を考えているのかお伺いします。また、新しい組織が区役所の天下りのための組織にならないことをお願いします。

◎企画経営室参事(郡司剛英) 
 UDCすみだにつきましては、設立時は任意団体としての発足を現在想定しているところです。ただ、より機動的な運営体制を確保するために、法人格を持つ一般社団法人としてのUDCすみだの立ち上げも同時に検討しています。契約や補助金の受皿としても、任意団体と法人格の両面でケース・バイ・ケースで使い分けているケースもあります。先行するUDC柏の葉も同様な体制となっています。
 UDCすみだの拠点は、千葉大学すみだキャンパスの1階を予定していまして、区、千葉大学、iUのほかに、検討会メンバーである東商墨田支部ほか区内関係団体、企業等を巻き込んだ形での準備会を立ち上げているところです。
 また、UDCすみだの組織は、構成団体から人・もの・金を持ち寄る共同運営組織ですので、区の外郭的な位置付けではありません。

◆委員(井上ノエミ) 
 是非よいUDCをつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。